お・も・て・な・し (校長室だより 11.17)
- 公開日
- 2014/11/17
- 更新日
- 2014/11/17
校長室だより
11月15日(土)に土曜授業として「ときわのつどい」を実施しました。これは、活動を通して異学年交流を深める取組(たてわり活動)です。取組の様子は、「学校日記」で報告があると思いますので、ここでは私の感じたことを記します。
参観いただいた方はおわかりだと思いますが、子どもたちが考えた「遊び・活動」は、バラエティーに富んだものでした。道具なども子どもたちの手作りです。身近な材料やリサイクル品を活用していたのが、とてもすばらしいと思いました。子どもたちには、月曜日の児童朝会で「数万円もするテレビゲームや携帯ゲームも楽しいかもしれないが、お金をかけないで楽しい遊び・活動ができたことがすばらしかった。」と伝えました。
活動の様子を見ていると、自分が遊ぶ時よりも相手を楽しまそうと店番をしている時の方が、子どもたちの目が輝いているように感じました。そうなんです。子どもたちは、自分が人を喜ばすことができたり人の役に立ったりしたときに喜びを感じます。そして、このような喜びを感じることで自己肯定感が高まります。その意味からも、よい活動ができました。また、見返りを求めず相手を敬い丁寧に応対する「お・も・て・な・し」の精神を受け継いでいくことにもつながると思います。