自信の誕生 (校長室だより vol.76)
- 公開日
- 2016/06/13
- 更新日
- 2016/06/13
校長室だより
小学校6年間、私は一日も学校を休みませんでした。ただし無理をして登校したのではなく、「友だちと遊びたい」とか「授業で新しいことを知りたい」という気持ちが強かったと思います。
もちろん、学校を休むにはそれぞれの理由があり、休むこと自体が悪いことではありません。しかし私の場合、6年間休まなかったことは、自信となり以降のがんばりにもつながったように思います。
今の子どもたちにも同じことが言えます。適度な困難さのあることにチャレンジし、それをクリアしたとき、子どもたちには自信がつきます。その時タイミングよく家族や先生から「すごいね!」「やったね!」などの賞賛の言葉があると、さらに大きな自信につながるはずです。
われわれ大人の役割は、子どもたちに適度な困難さがあることがらにチャレンジさせる場を設定することと、それをクリアできた時のタイミングを見逃さず、一緒に心から喜んでやることだと思います。