明けましておめでとうございます。
　　　今年も金塚小学校ホームページをよろしくお願いします。

　今日は3学期の始業式がありました。全員出席と言うわけにはいかなかったけれど、子ども達の元気な顔を見ることができて嬉しく思いました。３学期はまとめの学期。この１年間を締めくくるとともに、１年生から５年生は新しい学年にステップアップするために、そして６年生は中学校という新しいステージに立つための大切な３か月になります。一人一人がしっかり目標を持って、日々の生活を送ってほしいと思います。
　今日、子ども達にはサン・テグジュペリ「星の王子さま」の「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」という一説を引用して、「本当に大切なものはかくれて見えない」というお話をしました。
　私自身、この年齢になって担任として子ども達と一緒に時間・空間を過ごしてきた当たり前の日々の中に本当に大切なものがたくさんあったということに気がつくようになりました。この期に及んで、自分の感性の貧しさを嘆いても仕方のないこと。でも、金塚の子ども達には私のように後から気づくのではなく、少しでもその時に感じてほしいと思います。友だちと関わる中で、先生と関わる中で、そしてお家の方と関わる中でキラキラ光る大切なものに気づいてくれる子どもに成長してくれることを願っています。
　　　　　　　　　　　　大阪市立金塚小学校長　山本信吾