3年生は、学校のすぐ裏にある「中村さんちのパン屋やん」へ工場見学に出かけました。歩いてすぐの距離にあるパン工場ですが、近くにパン工場があることを知らない子どもたちも多くいました。工場に入ると、ふわっと広がるパンの焼ける香ばしい匂いに、みんなの顔がぱっと明るくなりました。

パン屋さんの皆さんも、子どもたちを温かく迎えてくださり、パン作りの工程を実際の生地を使いながら、わかりやすく説明してくださいました。小麦粉から生地をこねて、発酵させ、形を整えて焼き上げるまでの流れを、目の前で見られる貴重な体験に、子どもたちは興味津々。質問もたくさん飛び交い、「パンってこんなふうにできるんだ！」という驚きの声があちこちからもれていました。

普段何気なく食べているパンが、たくさんの工夫と手間をかけて作られていることを知り、食べ物への感謝の気持ちも育まれたようです。