学校日記

冬至のお話

公開日
2017/12/19
更新日
2017/12/19

1年生

 月曜日の朝は、全校朝会と児童朝会が隔週であります。本日は全校朝会でした。校長先生のお話は、「冬至」についてでした。「今週の金曜日、22日は何の日かわかるかな?」校長先生の問いかけに、何人かが「冬至!」と答えていました。
 冬至は、1年で最も昼間の時間が短くなる日です。昔から日本では、冬至の日に、南瓜を食べ縁かつぎをする風習があります。さてどうしてでしょう?
 全校朝会で、校長先生は子どもたちに次のように問いかけました。「昼が短いと、夜が長くなります。暗い(夜)の時間が長くなると、気持ちが暗くなります。そこで、昔の人はなんとか運をつけ気持ちを明るくしようと、運(ん)が二つ重なる食べ物を食べるようになりました。それが冬至の七種(ななくさ)です。さて、それはなんでしょう?」と。それを聞いた子どもたちは知っている限りのさまざまな食材を言っていました。答えは、1.南瓜(ナンキン)2.蓮根(レンコン)3.人参(ニンジン)4.銀杏(ギンナン)5.金柑(キンカン)6.寒天(カンテン)7.饂飩(ウンドン=ウドン)です。答えにギンナンが出た時は、「あんな臭いもの食べれるん?」と不思議がる子どももいましたが、これらの食材は冬を元気に乗り越えるための栄養がたくさん含まれています。(ただし、銀杏は食べすぎるとあまりよくないですが…)
 そろそろ、インフルエンザが流行りだすころになってきました。楽しい冬休み、冬至の七種で、風邪をひかず、元気に冬を過ごしましょう。