学校日記

着衣泳!低学年!!

公開日
2013/07/17
更新日
2013/09/19

学校行事

 今日(7月17日)は、低学年の着衣泳でした。2年生の授業の様子をお伝えします。
 まずは、いつも通り運動場で粉浜っ子体操。プールに移動したら、プールサイドに体操服を置きます。その後もいつも通り、足洗い・洗体槽・シャワー…。アヒルに変身で水慣れをしたら、「今までの学習を思い出しながら、水着で泳ぐ感覚を確かめよう」と、けのびやバタ足の復習をしました。
 そのあと、水着の上から体操服を着ます。そこで問題「友だちが川でおぼれています。あなたはどうすればよいでしょう?」…意外と「助けに行く」が多くて驚きました。もちろん正解は「助けを呼ぶ」です。助けに行こうとすると自分がおぼれてしまう危険があることを確認しました。「今日はこのプールを湖だとします。顔をつけたら、目が痛くなって前が見えなくなるよ」と状況を確認し、「万が一おぼれた時に助けがくるまでできるだけ長く浮いておけるようになろう」と今日のめあてを決めました。
 配っておいたビート板を使って「浮いてみよう!」…うまくできない。「顔を上にして、ビート板を強く抱きしめすぎないように!あごを引きすぎてもしずんじゃうよ!」…できるようになってきました。
 「じゃあ、あおむけのまま足をつかって(お手本をしながら)岸まで泳いで行こう」顔が水に浸かってしまわないように気をつけながらそーっとそーっと泳いでいきます。
 「そんなにつごうよく、ビート板が流れてくるはずないよね。次はビート板なしでやってみよう」さっきの感覚がいきているのか、今度は混乱せずに、最初から静かに浮くことができる子がいました。
「よし!助けがこないことを想定して、全力で岸まで泳いでみよう!」だんだん着衣泳の学習の意味がわかってきたのか、みんなの目も真剣です。「よーい!どん!!」ばしゃばしゃばしゃ!!!!服を着たまま泳ぐのは相当大変です。でもみんながんばって泳いでいました。
「では、最後です。しばらく時間をあげるので、浮いたり泳いだりして、今日の学習のまとめにしましょう」もう大騒ぎする子はいません。浮いてみたり、そーっと足を動かして岸まで泳ぐ練習をしたりしてひとりひとりが今日の学習をふりかえっていました。
「今日、とにかくわかってほしいこと!ぜーーったい、子どもどうしで川で?!」…「遊ばない!」子どもたちからはっきりとした声で答えが返ってきました。
充実した1時間になりました。他の学年もそれぞれの子どもの実態に合わせた指導を工夫したと思います。お家での話題の一つにしてみてください。