PTA人権講演会
- 公開日
- 2014/10/24
- 更新日
- 2014/10/24
PTA
10月22日にPTA人権講演会がありました。
辻 薫さんを講師にお迎えして、「感覚統合」についてお話していただきました。
・子どもの困った行動にも、理由があり、その理由を感覚統合の観点から考えると理解できるようになるそうです。
子どもの脳と体はまだ未熟で、自分をうまく説明できませんので、まず、子どもと一緒に何かをする時間を作ることが大切です。
「宿題をしない」「片づけられない」「忘れ物が多い」など、よくある問題を感覚統合の考え方から、理由と対応策を説明してくださいました。
感覚とは、五感と呼ばれる「視覚、触覚、聴覚、味覚、臭覚」とされます。
この他に、力をコントロールする「固有覚」、体のバランスをとる「前庭覚」、本能的に肌で感じる「触覚」があるそうです。
子どもたちは、この感覚が発展途上のため、力の加減が分からなかったり、新しいことに挑戦することを躊躇したりします。
この3つの感覚をフルに使う、木登りやブランコ、どろんこ遊びなどを取り入れた遊びをさせることで、子どもたちは大きく成長し、問題行動も収まってくるそうです。
たいへん有意義な講演会でした。