ちょっとしたチョーうれしい話
- 公開日
- 2013/09/05
- 更新日
- 2013/09/05
お知らせ
9月4日の1時間目の出来事です。
職員室で仕事をしていると、「ぴんぽーん!」玄関のインターホンの音が鳴りました。
「粉浜小学校の卒業生です」何の用かはわかりませんが、とにかく入ってもらいました。
「栄養士の先生にお聞きしたいことがありまして…」何の事かとよく聞いてみると、栄養士の先生とはどんな職業なのかを知りたくて、来たのだそうです。
「学校のレポートか何かで聞いてきなさいと言われたの?」「いいえ。栄養士を目指したくてどんな仕事か知りたくて…」自分の意思でいきなり飛び込みで職員室を訪ねてくるとは、エエ根性してるなぁと感心しました。
栄養教諭の先生はこころよく質問を受け、調理員さんとの打ち合わせの時間を調整し、その子のために時間をつくって、会議室でいろいろとお話をされたそうです。
別の件で廊下を歩いていると、その子と栄養教諭の先生が給食室から出てきました。
「うわ!給食室まで見てきたんや!」驚いて、もう一度聞いてみました。
「どうして栄養士になりたいと思ったの?」
「小学校の時、栄養士の先生がいつも給食の時間に給食室の前に立っておられて、その姿を見て食にかかわる仕事につきたいと思うようになりました」
もう、うれしくてうれしくて!
私たちの姿を見て、「こんな風になりたい!」という思いが生まれ、また、気軽に母校に帰ってきてくれるなんて!
子どもたちに将来への夢や希望をもってもらうことも学校教育の大きな目標のひとつです。私たちが必死に取り組む姿勢がそのまま子どもの夢になったなんて、すごくうれしい出来事でした。
明日もがんばろうっと!!