いじめについて考える日
- 公開日
- 2021/05/12
- 更新日
- 2021/05/12
お知らせ
5月10日(月)、放送朝会の形で「いじめについて考える日」の話を全校児童に向けて行いました。
この取り組みは、大阪市のすべての学校で行っています。
いじめとはどんなことをさすのか考えるように子どもたちに投げかけました。
最初は、そんなにひどくないと思うようなちょっとした小さなことから始まります。
ちょっかいをかける。通りすがりに頭を叩く。わざとぶつかる。
こそこそ話。わざと顔を見ながら目の前でこそこそ話をする。これらは、いじめの芽です。
友だちに対するきつい言葉。「〇〇さん、ちゃんと座りや。」「聞こえません。」といったきつい言葉などもいじめの芽です。
悪口も同じです。体形のことや肌の色、運動が苦手、休みがちなどといった見た目や人と違うところについて悪口を言うこともいじめの芽です。
話しかけても友達を無視する。寄せてと言っても仲間に入れない仲間はずれ。
持ち物を隠す。とる。こわす。「言うこと聞かへんかったら、みんなで殴るぞ。」といった脅し…といった形で児童に向けて具体的に伝えました。
いじめは、された人もやってしまった人にとっても、人生を左右するような大きな出来事で、 心や体に傷が一生残るかもしれないことだと話しました。
いじめをする人が悪いのは当然です。
いじめを見て見ぬふりした人もよくありません。
いじめは、「された人がいじめられた」と感じたら、いじめをしたことになりますと全体に伝えています。
一人一人が優しい気持ちを持って、相手の良さを見つけることを心がければ、いじめがゼロになっていくとも伝えました。
それぞれの学級で、学年に合わせた内容で、担任の先生から話をしています。
いじめを無くしていくために何をしなければならないのか、常日頃からよく考える機会を作る学校にしていきます。
※新型コロナウイルス感染防止に向けて、保護者の方や地域の方々による臨時のご対応ありがとうございます。
大阪府下の新型コロナウイルスの感染者数の拡大の状況です。学校を取り巻く環境下で、事実と違ったうわさや風評被害が出ることがないように、冷静な対応をお願いいたします。
校長 吉川秀樹