自分がやりたいことは!
- 公開日
- 2019/05/04
- 更新日
- 2019/05/04
学校日記
令和元年5月4日(土)ホリデーコラム16
KIDSNA編集部の新連載企画『子どものミライ』#02では、空飛ぶクルマの研究開発を行うCARTIVATORプロジェクトを取り上げる。人類の夢を実現に向けて進み続ける、その活動などについて聞いた。
未来の街並みを思い描くとき、クルマが空中を飛び回り行き来するイメージを思い浮かべる人も少なくないだろう。幼い頃、テレビアニメで目にしてきたミライの姿の中には必ずといっていいほど、その光景が描かれていた。ガソリンエンジンで動く自動車の誕生から130年余りが経った今、電気自動車も乗用車として定着し、人の手を借りずに走行できる自動運転技術の実用化に向けた開発も着々と進んでいる。そして近年、急速に注目が高まっているのが「空飛ぶクルマ」。世界各国で開発が進み、実用化も近いと語られている。今の子どもたちが大人になった頃には、「空飛ぶクルマ」がスタンダートな時代になっているのかもしれない。
日本で「空飛ぶクルマ」の研究開発を進めている有志団体CARTIVATOR(カーティベーター)は、トヨタ自動車株式会社や日本電気株式会社、パナソニック株式会社、富士通株式会社などがスポンサーとして支援を行い、2050年実用化に向けて着々と前進している。
CARTIVATOR関係者によると、
「2020年東京五輪でのデモフライトを、目指すべき第一歩として掲げています。世界中の人々が注目する式典で、聖火台に火を灯すというインパクトのある登場をすることで、次世代を担う世界中の子どもたちに、より大きな驚きと夢を与えられると考えています」
「ミライを思い描き進むことは、自分の望む人生を歩むことにつながります。そのために、誰に何を言われようと自分の夢に向き合い続けることが大切です。その能力を養うためには、自分のやりたいことは何かを考える時間を作り、どうしたら実現出来るかを考える、そんな機会を設けることが必要ではないかと考えます。世間が良いとする評価軸ではなく、自分が納得する評価軸を作ることが大切だと思います。『誰かに良いと言われたミライ』ではなく、『自分が作るミライ』を思い描き、生きていってほしい。自分が生きたい人生を生き抜くためにどのような道を歩むべきか、そのためにはどういった勉強をすべきかを考え、さまざまな経験を通じて自分の好きなことを見つけて行ってほしいと思います」
自分軸を持つこととは、自分の考えを持ってぶれずに、自分を信じて行動することですよね。「自信」とは「自分のことを人に言う!」と書きます。自分のしたいことをどんどんまわりの人に言い続けて、仲間を募り、人生を生き抜いてほしいです!