ティール組織のティールって?
- 公開日
- 2019/07/01
- 更新日
- 2019/07/01
学校日記
令和元年7月1日(月)モーニングコラム20
先週末のホリデーコラムで話題にした「ティール組織」についての学び!
昨年、日本の経営・組織マネジメントの分野で最も話題に挙がったキーワードは、「ティール組織」だろう。フレデリック・ラルー氏の著書『Reinventing Organizations』の邦訳版である『ティール組織』が出版されたことで、一気に広まった。
ティール組織の何がここまで話題になっているかといえば、「これまでのマネジメントの常識とはまったく異なるアプローチで、劇的な成果を上げる会社が続々と誕生している」ことに尽きる。その一方、斬新さゆえに「うちの会社には合わない」「日本の組織では通用しないのではないか」とハードルの高さを感じているのが世の中の実態だろう。
まず、「ティール(Teal)」とは何だろうか。日本では耳なじみのない言葉のため、さも難しい意味のように思えるが、ティールとは「青緑色」の一種を表わす英単語で、それ自体にさほどの意味はない。
ラルー氏は組織モデルの進化の過程を産業の発展に紐づけて5つに分類しており、それぞれを色で表した。赤→琥珀色→オレンジ→緑と組織が進化していき、5番目にあたる最新型の組織モデルを「ティール色」で表現したので、こう呼ばれているのだそう。
名前の由来はこんな感じ!では明日は「ティール組織」を紐解いていきたいと思います。