自分軸!
- 公開日
- 2019/07/21
- 更新日
- 2019/07/21
学校日記
令和元年7月21日(日)ホリデーコラム45
「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、
世の中には2種類の人がいます。
自分がやる行動に対して未来はどうなるか、周りからはどう見えるか、いろんな角度から判断して、ちゃんとそのうえで決断するタイプ。 もうひとつは、後先考えず、自分の今の気持ちや直感に素直に従っちゃうタイプ。
前者が、いわゆる「できる人」と言われ、後者は、「できない人」とレッテルを貼られがち。どちらがいい悪いではなく、状況、状況で、どちらも大切なんですが、今は、周りの目を気にして判断する、いわゆる「できる人」が急増しています。なぜなら、SNS社会でいつも他人の視線に囲まれているからです。そんな今だからこそ、大事なのが、いわゆるうちの息子タイプの「できない人」です。このタイプの人は、他人からの評価(いいねの数)ではなく、自分の「いいね」ひとつで生きていける強さがあります。他人軸ではなく、自分軸で決断してるので自分で納得もいきます。
息子は自分軸を貫いているので、この本を作るときも非常に苦労しました。自分の言葉やエピソードが本になると知っても、そこに関心がないので、新たに色々聞き出そうとしても、『とおちゃん、ヤボなこと聞くなよ』の一点張りなんです。(笑)でも、言葉を換えるなら、他人の「いいね」に全くとらわれていない。
SNS社会だからこそ、逆に、今は「できない人」の方が、新しいことを自由に生み出せる可能性が高い、と僕は読んでいます。それが「できないもん勝ちの法則」に込めたひとつの思いです。
人生最後の日に、あの世に持って還れるのは、あの人が自分をどう思っていたか、じゃない。自分が自分の人生という物語に納得できたかどうか、そこなんです。
「いいね」は自分の「いいね」ひとつでいい。できないもん勝ちの時代です。
自分の人生に納得できる自分であるために、自分のやりたいことを、自分から自分らしくすることができれば幸せですよね。自分の人生を「いいね」でいっぱいにしたいですね。