学校日記

真の教師力とは?

公開日
2019/08/08
更新日
2019/08/08

学校日記

令和元年8月8日(木)サマーヴァケーションコラム13
「深い学び」(田村 学 著 東洋館出版)より、

こうした「学び合い」では、教師はどのような役割を担うのだろうか。
一言で言えば、教師は子供の学びの促進役になると考えたい。これまで一方的に教師が話していた授業に、学び手同士の対話を取り入れるのだから、子供同士のやり取りを活発にするのが教師の重要な仕事ということになる。いわゆる、ファシリテーターである。教師中心の授業から、学習者中心の授業となるように、教師が発想を転換しなければならない。しかし、学習者中心だからといって教師が明示的に指導することを否定するものではない。必要に応じて知識や技能を伝達していくことも大切な教師の役割である。学習者中心とは、子供が期待する学習に向かって本気になって真剣に立ち向かっていくような質の高い学びを実現することである。(明日に続く)



促進役としての、ファシリテーターとしての教師になるために、何が必要なのか?子供を本気にする、真剣にさせる、質の高い学びのために、教師はどうすればいいのか?「真の教師力」が問われます!