学校日記

看取る力!

公開日
2019/10/29
更新日
2019/10/29

学校日記

令和元年10月29日(火)授業研究討議会
午後からは今日の授業を振り返りながら、大人の学びです。
「学び合いの場の設定」や「分かりやすく伝える子どもの育成」について話し合いました。今回も4グループに分かれてのホワイトボードミーティングです。
新たなファシリテーター4名がグループのメンバーの意見を引き出し、つなぎます。どのグループも活発な意見交換がされていました。
机の配置がコの字での学び、3人での学び合い、全員発表、発表のリレー、掲示物など学び合いの場の設定の工夫が取り上げられました。また、安心して話すことのできる教室の雰囲気が流れていて、子どもたちが伝えやすい空気感があったことなど、日常の学級経営の成果であることを実感しました。

「学び合い」の定義は「誰一人見捨てないこと」です。そのためには教師の「看取る力」が必要になります。どれだけ日常的に子ども一人一人を看取っているのか。ただし、教師一人が看取るには限界があります。一人で全員の一挙手一投足を看取ることは不可能です。だからこそ、そこで子どもの力を借りるのです。借りるというかともに学ぶのです。子ども同士の学び合いは大人の力を簡単に超えます。
「看取る」の「看」という漢字は「手」と「目」でできています。、それはつまり、見るだけでなく、手も添えるということです。
いつも子どもの声にならない声を聞き、子どもの目線に立って、子どもに手を携えて、しっかりと見続けましょう!
とてもステキな学びの一日になりました。