学校日記

あっぱれ!

公開日
2020/01/22
更新日
2020/01/22

学校日記

?令和2年1月22日(水)5年 国語
 今日は大人の学びである研究授業でした。子どもたちも少し緊張気味かと思いきや、グループ対話が始まると、他のグループの声で聞き取れないこともあるくらい、活発な意見交換でした。
 物語に散りばめられた疑問について、みんなで意見をつないでいきます。自分たちの話し合ったことを伝えて、質問をみんなに投げかけ、またそれについて話し合ったことを返す。しかも、それだけに終わらず、質問者は返答されたことへのお礼や感じたことを伝える。まさに相互の意見共有ができていました。
 こうした学びは、例えるなら「ピンボール授業」打ち出された一つのボール(意見)がみんなのエリアにはいるやいなや、あちらこちらで弾きあい、共鳴し合う。教師サイドのすることは、的確に子どもの考えを拾い上げ、つなげることです。子どもたちの弾きあった(つなぎあった)考えを板書でまとめるのは難しい作業ですね。
 最後に先生が「他のクラスでも同内容で授業をしましたが、まったく違う意見が飛び出しました。」と言葉通り、教師が引いたレールに子どもたちを乗せるのではなく、子どもたちが学びたいことから、授業をつくることは、教師サイドの予想をいい意味で裏切ります。だからこそ、事前の教材研究がより大切になりますね。
 イキイキ学ぶ、物怖じしない子どもたちの言動にあっぱれでした。