10年後の子どもたちのために!
- 公開日
- 2018/12/15
- 更新日
- 2018/12/15
学校日記
平成30年12月14日(金)大人の学び!
田中先生の飛び込み授業から教職員の学びが進化していきます。田中先生は飛び込み授業を終えて長野に戻られました。午後からは小国教授との学び合いです。はじめに田中先生の授業から、それぞれが感じたことを出し合い、南港桜小学校で「どんな授業がつくれたらいいのか。」という目指すものを考えながらのスタートでした。大人もグループに分かれて話し合います。「子どもたちがイキイキしていた。」「田中先生の温かく包み込む言葉が素敵だった。」「連想ゲームの魅力を感じた。」「学習進度をどうするのか。」「めあての導き方」などなど、今目の前の子どもをイメージして、みんなで学び合いました。「わからん?と言える子どもや学級集団をつくれているのか?」「わからない子どもやまちがった考えの子どもの立っているところへまわりの子どもたちを導いているのか?」「1人も残さず、みんなでやっていく空気感をつくれているのか?」今一度自分自身に問い直す時間になりました。
小国教授からは、学校が何のためにあるのか?それは地域社会をつくるためであり、どんな社会(子ども)をつくるのかといえば、それは、1人1人を大切にして、協力し合いながら、主体的に動く社会(子ども)をつくること!と伝えていただきました。また、「先生の言う通りの子どもを育てていませんか?」と問われたことは、自身の「どんな子どもを育てたいのか!」を問い直す、確認し直す機会となりました。
桜小学校が目指す子どもとは、「自分で考え、自分から動く子ども」「自分も人も大切にする子ども」「失敗を恐れずに、チャレンジする子ども」です!まさに、「学び合い」と相通じると確信しています!そして、目指す大人のチームは「子どもから学ぶ大人のチーム」「すべての子どもをすべての大人で見守るチーム」「できないことは人の力を活用するチーム」「『教える』から『促す』チーム」です。
「これからの教師像は『教える』ではなく、学ぶ場をどうつくるのか?どうコーディネートするか?」これは田中先生の言葉です。新学習指導要領にある「主体的、対話的で、深い学び」の実現に向けて、10年後の子どもたちのために、「学び合い」を主たるものとして、桜小学校の学校づくりを進化させていきます。小国教授、田中先生!本当にありがとうございました。