学校日記

津波を想定した避難の在り方      「大阪むすび塾」

公開日
2015/11/02
更新日
2015/11/02

お知らせ

 10月30日(金)、31日(土)の両日にわたり、毎日放送、河北新報社(仙台市)東粉浜連合振興町会、日本損害保険協会などの支援により、地域ぐるみで津波避難訓練を実施しました。
 30日(金)は「東日本大震災を忘れない〜被災体験を聞く会」を被災体験を持つ3名の「語り部」から体験談をお聞きしました。
 突然襲来する地震や津波被害など自然災害に備え、避難訓練の在り方や被害想定を見直すことが大切であることを「語り部」の皆様から教えていただきました。
 地域の皆様、保護者の皆様が大勢参加され、今後の地域防災の在り方について、深く考える機会となりました。
 31日(土)は、東北大学災害科学国際研究所の保田真理先生の「親子防災教室」。東日本大震災と大津波発生の仕組み、南海トラフ巨大地震による津波の影響、大阪へ押し寄せる津波など、大学研究機関ならではの映像資料で子どもたちにもわかりやすく説明していただきました。「津波」について、その発生メカニズムを通して理解を深めることができました。また、ワークショップ形式での身近な生活での危険の認識と対策についても学習をしました。学習を忘れないようにと、保田先生ご考案の「防災ハンカチ」を全校の子どもたちにプレゼントしていただきました。
 全校生による二段階津波避難と地域の要援護者を地域の皆様が車いすなどを使って支援して避難する訓練、親子が各家庭から避難路の状況を確認しながら避難をするなど、地域ぐるみの津波避難訓練を実施しました。
 訓練終了後、減災・復興支援機構理事長・木村拓郎氏をコーディネーターに、代表者による「大阪むすび塾」で、一連の訓練から見えてきた課題などについて語り合いを行いました。
河北新報社、毎日放送、日本損害保険協会、東粉浜連合振興町会、住吉区役所などの皆様の心温まるご支援により、地域ぐるみの津波防災訓練を実施することができました。
心より御礼申し上げます。この様子は、11月9日(土)の毎日放送、11月11日(水)「河北新報」で報道される予定です。

【10月31日】