住吉小学校のシンボルツリーはイチョウで、校章にも図案化されています。このイチョウの木が、今年もたわわにギンナンを実らせました。
　このギンナン拾いのクリーンボランティアに、地域にある障がい者の作業所や高齢者の福祉施設を利用されている方々が来てくださいます。家庭や学校、限られた地域の中でだけ生活していると、多様な人々と接する機会はあまりありません。そういう意味からも、ギンナン拾いに来られる方々を身近に見かけたり、そこから会話などが生まれたりすることは、とても大切なことだと考えます。子どもたちが学校卒業後に飛び込むこととなる実社会は多様な人々で構成されており、社会はそれらの人々が共生することで成り立つからです。まずは、相手のことを知ることが共生につながるのです。
　ギンナン拾いに来られている方々の中には、先日の運動会を観覧し、子どもたちを応援してくださった方もいらっしゃいました。