学校日記

4年 「水育」(みずいく)

公開日
2014/10/15
更新日
2014/10/15

学校行事

 4年生社会科の学習内容に、上下水道等のライフラインについて調べることで、これらの対策や事業が人々の健康な生活や良好な生活環境の維持と向上に役立っていることを考えるようにするというものがあります。しかし、ここで終わるのではなく、本校4年生は発展的な学習として環境問題に取り組みました。
 環境問題は、今日的な教育課題の一つです。持続可能な社会を形成するため、教育が果たす役割には大きいものがあるからです。このため、学校教育と協働して、この問題に取り組む企業もあります。
 10/15(水)、環境活動を行っている企業の「水育」(みずいく) という出張授業を本校で実施しました。「水育」とは、自然のすばらしさを感じ、水や、水を育む森の大切さに気づき、未来に水を引き継ぐために何ができるのかを考えるプログラムです。水は形を変えながら地球上を循環していることや、水を浄化させるのに森が果たしている役割、森を守るために多くの人々の工夫や努力があること等について、映像や実験等を通して学習しました。
 授業の最後に、自分たちにできることは何かということについて考えたのですが、誰もができるいちばん大事なこと、すなわち「水を大切に使う」ということに気づくことができました。一人一人の努力がつながり、水が未来に引き継がれていくことを知ることができた授業でした。