学校日記

中学生先生 職場体験

公開日
2014/11/13
更新日
2014/11/19

学校生活

 11/13(木)と14(金)の2日間、住吉中学校では2年生がさまざまな事業所に出向き、職場体験学習を行っています。住吉小学校にも、6名の住中生が職場体験にやって来ました。3・4・5年生の学級に入り、小学校教員という仕事を体験しています。この6名は全員が本校の卒業生で、この住吉小学校で小学校生活を送ってきました。しかし、今回は、これまでの教えてもらう側の立場ではなく、教える側の立場から小学校を見てもらいます。今月の当番である3年生の児童とともに校門での朝のあいさつ運動に参加することから始まり、授業の補助や給食・掃除の手伝いのほか、休み時間には小学生と一緒に遊ぶという「仕事」も体験しました。
 中学生たちは、一生懸命、誠意をもって小学生に関わってくれました。小学生から「先生」と呼ばれることに照れながらも、中学生からは「今まで小学校の先生はいつも笑っていたので楽しいと思っていたけれど、今日1日、小学校の先生という職業を体験して、本当は大変だということを実感できた。」「思っていたよりハードだった。小学校の時には全然気づかなかった細かなことも結構わかって指摘したりできた。」「みんなすごく『○○先生〜』と言ってくれてうれしかった。」といった感想が聞かれました。
 中学生にとって学ぶことが多かった職場体験学習ですが、小学生にとっても、とても有意義なものでした。小学生は中学生に相手をしてもらうことで満足感を得るとともに、中学生に対する尊敬の念や憧れを抱いたことでしょう。自分の身近にがんばっている先輩がいて、自分もこんなお兄さんやお姉さんのようになりたいと感じることは、とても大切なことです。