学校日記

3年 七輪で餅焼き体験

公開日
2014/01/27
更新日
2014/01/28

学校行事

 現在の生活では、マッチを見かけることはほとんど無くなりました。ましてや、七輪(かんてき)などは見たことも聞いたこともないという子どもがほとんどです。餅も、オーブン等を使って焼くことがほとんどではないでしょうか。
 3年生の社会科では、古くから残る暮らしにかかわる道具や、それらを使っていたころの暮らしの様子について学習します。教科書を使って、「昔はこんな生活をしていました。」と教えることは簡単です。しかし、それだけでは知っているというだけの単なる知識でしかありません。
 1/27(月)、3年生が社会科の学習で、七輪を使っての餅焼き体験をしました。木炭で火を起こすのも大変ですが、マッチを擦ることからして大騒ぎです。こんな様子ですから、安全に配慮し、保護者の方にも学習支援ボランティアとして関わっていただきました。子どもは、餅は炎で焼くものだと思っています。しかし、それでは黒焦げになってしまい、中まで火が通りません。実際に体験することで、木炭の熱で焼くのだということを、生きて働く知識として身につけるのです。もし、大災害が発生し、ライフラインが止まってしまったとしても、この知識は、忘れ去られることなく実生活に生かせるものとなっているはずです。
 餅焼き体験後、子どもたちは少し焦げた餅をおいしそうに食べていました。