学校日記

3年 うらしま体験

公開日
2014/03/07
更新日
2014/03/07

学校行事

 人は必ず年老い、体は老化していきます。子どもを始め、若者には、その不自由さは想像できません。そこで、3/7(金)、住吉区社会福祉協議会のご協力を得て、3年生が「高齢者疑似体験(うらしま体験)」をしました。
 耳当てをすることで、音が聞こえにくくなります。眼鏡をかけることで、色覚変化と物がぼやけて見える状態、視野の狭さを体験します。また、荷重チョッキを着ることで、負荷をかけ、前屈み状態を体験するとともに、肘と膝にサポーターをつけることで、関節の動きにくさを感じます。手首・足首には重りをつけることによって、動作を緩慢にし、筋力の衰えを体験します。さらに、手袋を重ねてはめることで、皮膚感覚の衰えや物のつかみづらさ、指先の細かい作業のしづらさを体験します。
 子どもたちからは、最初は「おもしろい。」という感想も聞かれましたが、ずっとこの状態だったらどうかを考えさせることで、高齢者が感じている不自由さに共感させ、高齢者をいたわろうとする心情を育てるきっかけとしました。
 また、体験だけなく、住吉地区にある福祉施設やそこでの取組み等についても、ビデオで学びました。