本年度、本校では研究テーマを「子どもの自己実現の願いをかなえる よりよい集団づくり　−ピア・サポート活動の実践を通して−」とし、共同研究に取り組んでいます。
　６/２３(月)、大阪教育大学の菱田準子准教授を講師に迎え、本年度１回目となるピア・サポートについての授業研究会を実施しました。５年生音楽科「いろいろなひびきを味わおう」という授業です。ペア練習やグループ練習等によるピア・サポート活動を取り入れることによって、「友だちと、互いの歌声や音色の響きを聴き合って演奏することができる」ことをめあての一つにしています。互いに教え合うことで、双方が上達する様子の見える授業でした。
　先行研究では、特別活動等でピア・サポート活動自体を取り上げた授業が展開される場合が多いのですが、今回の授業では教科学習の中でピア・サポート活動を取り入れることにより、教科の目標にどう迫るのかということが投げかけられました。研究授業後の研究討議会でも活発に意見が交わされ、提案性のある授業研究会となりました。