学校日記

3月8日の児童朝会(放送)

公開日
2022/03/08
更新日
2022/03/08

お知らせ

東日本大震災
 
 生活指導の話では、登下校の気持ちの良い挨拶の仕方や帽子の着用についての確認がありました。また、放送委員会の取り組みについてや年度末の図書の貸し出しについての連絡もありました。
 校長先生からは、始めに表彰を行いました。今回もくらしと水について壁新聞にまとめた学習成果が表彰を受けました。
 
 今日の校長先生のお話のテーマは、11年前の東日本大震災について
 11年前の3月11日、東北地方でとても大きな地震がありました。地震はマグニチュード9.0、震度は7以上というこれまで日本で観測されたことのない大きさでした。さらにこの時の被害が大きかったのは、この後です。地震の後からとても大きな津波が来ました。最大約40mの高さだったと観測されています。学校の高さでいうと約10階分くらいでしょうか。そんな大きな津波もあり、多くの死者と行方不明者が出ました。
 ほとんどの方が「溺死(できし)」といって、海水に飲まれておぼれてなくなりました。11年たった今でも、避難生活をされたり、行方不明になった家族や知り合いが戻ってくるのを信じながら生活されたりしている方がたくさんおられます。
 11年前ですから、6年生もこの時の様子はわからないですね。知らない人も多いでしょう。でもこのような震災や災害をこれからの教訓として忘れないようにするために、毎年様々な取り組みがされています。
 小学校の図書室の廊下にも、図書館司書の先生が写真や当時の様子を掲示してくれています。今週は、ニュースでも取り上げられることがあると思います。震災や災害は、いつおこるとも限りません。他人事とは思わずに、この機会におうちの人と、もしもの時にはどうしたらいいか話し合っておきましょう。