学校日記

この日を迎えて。〜5年生〜

公開日
2019/11/16
更新日
2019/11/16

日記

 二学期に入って、プールが終わった頃、ラデツキー行進曲にであいました。その後、世界がひとつになるまでにであいました。
 最初はラデツキー行進曲のリコーダーに取り組み、全員が曲の流れを学び、体の中にそのリズムを入れました。
 そこから1ヶ月半。今までの学習のまとめです。3回目の本番。
 1回目の本番、2回目の本番で学んだこと。自分たちの演奏を自分たちで見て、新たな課題を見つけた5年生。
 住吉区の交歓音楽会には、大きな楽器以外の楽器やマレットを持っていきます。
 特に、今回、アコーディオンが15人。15台ものアコーディオンを担当の人が運びます。
 音楽会に行くときに重そうに持っている人に、
「交代したるわ」
と、声をかける人。でも、
「この1カ月間大事に使ってきたアコーディオンを自分の体で最後まで運びたい」
とすぐに持ち直す人。優しさと責任感の輪ができていくのを見て、
「やってきてよかったなぁ」
そう思いました。

 山小の出番は最後。
 大トリです。他の学校の発表を聞いているときにも、がんばってきたみんなが、少しずつ緊張していくのを感じました。
 そしていよいよ本番。
 いつもと違う場所で、発表するのは緊張します。
 でも、指揮を見るみんなの顔からは緊張とともに、笑顔も見ることができました。
 今まで積み重ねてきた合唱合奏。その一つ一つが成長と満足感につながりました。
 演奏が終わった瞬間、他の学校の人たちが大きな拍手をしてくれました。中には、小さな声で、
「アンコール!」
と言ってくれていた人もいたそうです。
 本気になって取り組むことの楽しさ、本気で努力し、友だちと心を合わせる楽しさを感じたと思います。
 とても、心の動く演奏ができました。
 これを自信に変え、また、次の未来、次の可能性に向かってとりくみます!