学校日記

ヒロシマの想いを『繋ぐ』 〜5年生平和の集い〜

公開日
2020/09/14
更新日
2020/09/14

日記

 コロナ禍。
 今年の8月6日は登校日。
 「ヒロシマ」について学びました。
 登校してきてすぐ、ヒロシマの平和記念式典でスピーチする、広島市の小学生の姿に出逢いました。
 平和を祈るその姿にサブリーダーたちは圧倒されているようでした。


 平和を祈るために世界中で折り鶴が折られます。
 そのルーツがなんなのか。どんな想いで折っているのかを学ぶ機会となりました。

 たった一発の原子爆弾。
 たくさんの命を奪ったこと。
 その中でも懸命に生きようとしている人がいたこと。
 そして、今の平和は、そんな命たちの上にあること。

 自分たちが平和のために何ができるかを考えました。
 それを折り紙の裏にそっと鉛筆で書き、忍ばせて、平和を祈りながら折り鶴を折りました。

「生まれて初めて折った!」
「初めてだからうまくいかなかった…。」

 それぞれの想いや平和への願い。
 その第一歩。
 きっと、これから、何度も平和について考える機会があると思います。
 その時に、この、一羽目の鶴を思い出してほしいです。
 なぜなら、
「平和な世の中をつくるためには、まず、『隣の人を大切にする』ことが大切だ」
ときづけたこと。
 そして、この日、転校していく友だちがいて、
「離れても想い続ける」
ことを形にしたいと思っていました。

 夏休みに、みんなが作った鶴を作品にしてみました。
 すると…。
 『ネ』
までしか作れません。
 
 二学期。
 それを見たサブリーダーたちが、新たに鶴を折りはじめました。
 自分たちの『祈り』を完成させるために。
 そして、完成しました!

 5年生の掲示板に飾りました。
 見にきてくださいね!
 5年生の『祈り』