学校日記

ボールと心のキャッチボール 〜6年生体育〜

公開日
2021/12/20
更新日
2021/12/20

日記

 6年生の外体育はソフトボール。
 今まではスポーツテストの時にボールを投げるだけだったソフトボール。
 山之内にはたくさんのグローブとバットがあります。
 やはり、あまり使われていなかったので、グローブの革は硬く、バットのグリップはツルツル。
 でも、グリップを張り替え、グローブは使ってるうちに柔らかくなりました。

「小さい頃にキャッチボールをしたっきり、めっちゃ久しぶりやー」
「生まれて初めてグローブに手を入れたわ」
「野球習ってるから教えたろ」

 ボールとグローブとバットへの思い入れというか、関わりには大きな差がありますが、基本からやっていきました。
 キャッチボールを始めた時には、友だちと向き合って、ボールと会話を交わしていました。
 考えてみれば、晴天の運動場で、友だちと向き合い、自分の投げたボールを取ってもらい、友だちに投げ返すなんて経験、初めてだったので、本当に楽しそうでした。
 6年間で初めての経験Part2は、金属バットでのバッティング。
 ゲージのための網がたくさんある山之内。
 即席のバッティングセンターが出来上がりました。
 初めての人が多かったのですが、バットに当てるところから始め、少しずつ遠くに飛ぶようになりました。
 初めてバットを振った人は、
「カキーン」
という音が気持ちいい!
 と言っていました。

 使用する用具がとても多いソフトボール。
 準備するだけで時間が経っていきそうですが、コンサートでも、毎日みんなで協力していた6年生。
 気がつくと、自分たちだけで、ボールもバットもグローブも、そしてゲージも。
 自分たちで片付けるようになっていました。
 自分のグローブを片づけ、帰ろうとしていた人がいました。
 でも、全員が片付けてることに気づき、
「なんかできることあるかも」
 って自分で戻って片づけ。
 短時間で準備して、かたづけられるから、みんなが
「楽しい!!!」
って思えるくらい活動ができるんですね。
 6年生の動きから学びます。

 もうすぐ運動場が工事となります。
 卒業間近まで外で体育が難しくなる前に、ソフトボールを満喫します!