「文句と意見はどうちがう?」
- 公開日
- 2014/11/25
- 更新日
- 2014/11/25
全校朝会
2014年11月25日(火)全校朝会・全校道徳
今日も朝から4人のゲストが大空小学校に来られました♪
姫路市の中学校、小学校の教職員のみなさんです!
3連休明けの最初の授業、全校道徳は子どもたちの元気なあいさつと自己紹介でスタート!
今日のテーマは「文句と意見はどうちがう?」です。
日頃から職員室で「文句と意見はちがう」と言葉が飛び交っています。どうちがうのか、子どもとともに学びます。
1年生から6年生の小さなグループになると、1年生2年生も自分の考えを堂々と伝える姿が増えてきました。その考えにそっと寄り添うサブリーダー(5年生)やリーダー(6年生)。
大空のリーダーがグループの考えを全体に伝えます。
・文句は空気をつぶしている 意見は空気をつくっている
・文句は人を大切にしていない 意見は人を大切にしている
・文句はたった「たった一つの約束」をやぶっている 意見は「4つの力」を高めている
・文句は人の意見を否定する 意見は人の意見に付け加える
・文句はマイナスの言葉 意見はプラスの言葉
・文句は後ろ向き 進歩がない 意見は前向き 進歩がある
子どもたちの考えに、感心することがたくさんあります。子どもたちの考えは、素直で、真っ直ぐに自分の考えを表現していると感じます。
ついつい、文句を言ってしまったり、文句と受け取ってしまったりすることもあります。
自分が言っていることは文句なのか、誰かが言ってくれていることは文句ではなく、実は、意見ではないのか。
「たった一つの約束」と「4つの力」を使っていきます。
この3連休の初日22日(土)に長野県北部で震度6弱の地震が発生しました。
建物は倒壊し、車が押しつぶされ、たくさんの人が家屋に閉じ込められるほど大きな被害が出ましたが、日ごろからの地域での助け合いが功を奏し、1人の死者も出しませんでした。
豪雪地帯の長野では、雪下ろしなど普段から当たり前のように、隣近所の人たちが、協力し合い、お互いのことを理解し、災害が発生した時に、何をしなければならないかわかっていました。
周りの人が必死になって早く助けたことが、犠牲者が出なかった1番の要因と言われています。
大空小学校では、子どもも大人も「自分の命は自分で守る」「となりの人の命を大切にする」ことを意識して、行動し、誰一人として命を落とさないように地域全体で『いのちを守る学習』に取り組んでいます。
今回の長野県の震災では、1人の死者も出なかった。ここから学べることをしっかりとつないでいきます。
[コミュニティ部]