学校日記

15th Anniversary Happy Birthday 大空

公開日
2020/07/31
更新日
2020/08/04

ふれあい科

今日は大空小の誕生日を祝う「15th Anniversary Happy Birthday 大空」がありました。

感染症の影響で講堂に全員が集まることはできません。そこで、1〜5年生はそれぞれの学習をビデオにおさめたものを教室のスクリーンに映し伝え合います。リーダーは講堂でこのHappy Birthday 大空の司会、進行をし、自分たちの演奏は生中継します。

10時をすぎたころにドラムロールが講堂に鳴り響きます。
始まりの合図です。

まず、はじめに校旗入場です。
大空小のリーダーである6年生が校歌に合わせて校旗を運んでいきます。
ゆっくりと確実に講堂の舞台へと運ばれ、今日の誕生日会を見守るようにそっと飾られました。

続いて「オープニングメッセージ」です。
リーダーが伝えます。
「2006年6月5日、大空小学校は開校しました。私たちの学校 大空小学校の命が生まれた日です。」
「今日の15th Anniversary Happy Birthday 大空のテーマは
【はなれていても みんなでつなげる 心つながる みんなの音楽】です。
このテーマは今の状況でみんなが一つの場所に集まることはできないけど、一人ひとりの心はつながっている。そして、今まで大切にしてきた音楽を通して大空小の15回目の誕生日をお祝いしたい。そんな思いを込めてこのテーマを考えました。」
しっかりと言葉の一つ一つを大切にしながら伝える姿がかっこよかったです。

そして、それぞれの学年の演奏がはじまります。

まずは1・2年生の「大空ちびっこジャギー」です。
元気いっぱい全身を動かしながら、ペンギンやキリンなどの動物や首振り人形、太陽のリズム表現に挑戦します。
1年生は初めての大空ちびっこジャギーでしたが、2年生に負けないパワーで頑張っていました!
2年生は去年よりもパワーアップした姿で楽しそうに表現していました!
可愛い笑顔あふれる「大空ちびっこジャギー」でした♪


次に3年生の「クラッピングファンタジー第3番」です。
3年生は初めてのオーディションにチャレンジしました!
オーディションで決まった楽器とボディーパーカッションで合奏をつくります!
3パートに分かれたボディーパーカッションとカホンのリズム、グロッケンとオルガンのメロディーが重なり、元気が湧いてくる演奏になりました。子どもたちは心を一つに一人ひとりが自分らしく演奏していました♪


次に4年生の「負けないで」です。
この曲を初めて学校で聞いたとき、子どもたちは「この曲知ってる!」と
目を輝かせていました。
歌詞にある、「最後まで走り抜けて」や
「どんなに離れていても 心はそばにいるわ」という歌詞が、
普段とは違う状況での学校生活を送るみんなにぴったりで
その思いを演奏にこめて表現しました。

今回初めてチャレンジするハンドベルの優しい音色が講堂を包み込み、演奏がスタートします♪
目の前にお客さんはいませんが、遠く離れた人にもみんなの演奏と思いが届くように、
一人ひとりが一生懸命演奏をしました!

次に5年生の「サムルノリ〜キリマンジャロ」です。
5年生は韓国の楽器を使ったサムルノリと、南アフリカのキリマンジャロをイメージした楽曲のコラボレーションにチャレンジしました。あまりなじみがないリズムに苦戦しながらも、自主練で友だちと学び合いながらバージョンアップしていきました。キリマンジャロとサムルノリを同時に演奏する難しいパートでも、お互いの演奏をしっかりと聴き合いながら1つの音楽を作り上げます♪

次にリーダーによる「ソラシドれん太鼓」です。
この曲は、日本の勇壮なお祭りをイメージし、みんなが「和テイスト」の旋律やお祭りの独特のリズムに親しみ、気軽に和太鼓との合奏を楽しめるようにと願い作曲された曲です!

音楽隊のまつり囃子で入場し、迫力のある和太鼓が加わると、会場の雰囲気が盛り上がってきました!
合奏のスタートです!
お祭りがクライマックスを迎える時に、踊り子たちが盛り上がるイメージで、様々なパートの動きが入ります!
最初は勇ましく始まり、途中には和太鼓のソロがあるかっこいい曲です!
1曲の中でテンポが速くなったり、遅くなったり、また小さい音から大きい音へ変化していったりととても難しい曲でしたが、子どもたち一人ひとりが100%の力を出し切って演奏しました♪
最後は「そーれ!」とかけ声をかけ、リーダーパワーでエンディングを決めました!
合奏が終わると、校舎の方から「アンコール!アンコール!」の声が届きました。少し緊張していた子どもたちも、アンコールの声に嬉しそうな表情に♪
アンコールのスタートです!
アンコールでは、1回目の演奏以上に力強い迫力のある演奏になりました♪

今回は1学年だけの演奏となりましたが、リーダーとしてずっと憧れていた日本民謡をリーダーらしく、かっこよく決めることができました!



最後に「つないで歌おう」です。
「この曲は埼玉県で活動する狭山少年少女合唱団の団歌として合唱団のメンバーから出てきた言葉や想いをミマスさんがまとめる形で作詞作曲されたそうです。」
「私たちは日々、この大空小で子どもも大人もみんなで学び合っています。そして、一人ひとりが自分も人も大切にし自分で考え自分らしく表現し、チャレンジし続けています。それがこの曲「つないで歌おう」のメッセージとぴったりつながると思います。」
「今回は今までのみんなの歌声と、一人ひとりが大空小をつくっている姿を一緒に届けます。今はみんなで歌声を合わせることはできないけど、みんなの心と心がつながるようにと願いを込めて届けます。」
今までのコンサートで合唱した「つないで歌おう」に合わせて、1〜6年生の写真がスクリーンに映し出されます。
実際に今ここにいるわけではないけれど、本当にみんなの心がつながっているようなあったかい気持ちになりました。

そして、「エンディングメッセージ」です
「私たちは今ここで生きているということを幸せに思います。今年は今まで当たり前だと思っていた生活が当たり前ではなくなりました。でも、そんなときだからこそ私たちはたくさんのことを感じ新たな喜びを知りました。」
「世界中には、今の状況や災害などで大切な人や場所を失った人たちがたくさんいます。でも、その方たちもきっととなりの人を大切にして、ともに頑張ろうと前を向いていると思います。」
「日々、状況が変わって大変だと思うこともあります。でもその字の通り大変な時は『大きく変わるチャンス』です。私たちは決して一人ではありません。今だからこそみんなで力を合わせ、今しかできないことにチャレンジし続けていきます!」

「この地球(ほし)の友だちだから」に合わせて1〜5年生の写真がスクリーンに映るといよいよ講堂から6年生が退場していきます。
子どもたちは少し照れくさそうにしながら、
今日この日を無事にやり遂げられたことを誇らしそうに歩いていました♪


この1学期は、当たり前だったことが当たり前でなくなった1学期でした。
こうして無事に15回目の大空小学校の創立を祝えたことを本当に嬉しく思います。
しかし、まだまだ感染症の波がおさまったわけではありません。
私たちは今できることを精一杯やり続けます!
そして、これからも自分らしく大空小をつくっていきます!

【コミュニティ部】