学校日記

人権学習会「津川選手の努力と家族の支え」

公開日
2017/07/08
更新日
2017/07/08

5年

7月5日、リオパラリンピックで銅メダリストの津川拓也選手とお母さんに来ていただき、お話を聞きました。
津川選手はゆっくりなら丁寧に漢字が書けること、お母さんが普通の速さで話されていることはほぼ意味が理解できていないことなど知的な障がいをもたれていることも知りました。
そんな中、小さいときからお風呂が好きだったことから、好きなことをさせてあげたいとスイミングに行って泳ぎ始めました。跳びこみがこわく、息つぎが楽にできる背泳を選ばれたのも、津川選手にあったものを家族が認めて、支えて来られたことに、また、津川選手が一生懸命に取り組まれたことに、大変感動しました。
支援学校時代に作られたマフラーや服なども見せていただきました。根気がないと仕上がらない丁寧な作業に「わたしなら、根気ないわ。」「あきらめたらあかんねやなぁ。」「糸からマフラー編んでいくなんてすごい。」と口々に言っていました。
また、小学校から続けておられる絵日記はどんどんと絵も字も上手になっていくのがわかりました。続けることが力になることを教えていただきました。今では、会社への報告も絵でされています。小さいときから続けて頑張ったことが大人になった時に役立つと聞きました。
子どもたちは、今の自分と比べて、「わたしも、もっとがんばりたい。」「将来の夢をもって、それを目指して頑張ります。」
など前向きな感想がたくさんありました。
いただいた宝物を心において、これからの生活を充実したものにしてほしいです。