7月9日（月）
　先週は雨ばかりが続きましたね。西日本では多くの方が大雨の犠牲になっています。これからは風（竜巻）、大雨、地震などの災害に強い家づくり、街づくりの研究をしていかなければならないと思います。皆さんが大人になったときも避けては通れない問題です。是非、しっかり勉強していい方法を考え出してください。
　さて、気持ちが沈む話の中で、明るい話もありました。サッカーのワールドカップの試合を見て一生懸命応援した人もたくさんいると思います。すぐに負けるのではないかと思われていた日本チームが一所懸命力を発揮して試合に挑む姿は、多くの人々に感動を与えました。優勝候補のベルギー戦では日本チームが初めに2点をとり、ひょっとしたら勝てるのではないかと思いましたが、惜しくも３−２で負けてしまいました。最後まであきらめずに戦う姿に世界から日本チームをたたえる声があがりました。試合での頑張りもさることながら、もう一つ世界の人々に「日本をお手本にしないといけない」とたたえられたことがあります。何かわかる人はいますか？実は、日本選手が使った後のロッカールームの美しさです。残念ながら、負けてしまい悔しい思いをし、さらに90分間走り続け、疲れ切っているはずの選手たちなのに、試合の後、着替えた部屋をきれいにしていったこと、そして、ロシア語で「ありがとう」というメッセージを紙に書いて残してあったことが「世界の人々がお手本にしなければならない」と言われているのです。皆さんも「自分のごみでなくても拾いなさい。」とか、遠足に行ったときに「元よりもきれいにしなさい。」と言われたことがありますよね。さあ、間もなく1学期が終わります。教室や特別教室など、4月の始めよりもきれいにして、2学期また気持ちよく勉強が始められるようにしましょう。