「ぼくは生きています」〜人権デーと人権週間〜
- 公開日
- 2021/12/06
- 更新日
- 2021/12/06
お知らせ
運動場の桜の木の葉もすっかり色づいています。
12月もいよいよ2週めとなりました。
月曜日は全校朝会の日。
今日も、うれしいお知らせがありました。「大阪市防火・防災図画」に今年もたくさんの出品があったなかから、なんと育和小学校から2人が佳作に入賞したとのこと。2週連続で子どもたちに表彰状を渡すことができました。
また、今日は「世界人権デー・人権週間」に関わって、子どもたちに少し話をしました。
人権ということばは何か難しいことばのように感じるかもしれないけれど、簡単に言うと「人が人らしく生きるために生まれつきもっている権利」なんだよ、ということ。また、人権を大事にするというのは、「自分を大事にするのと同じくらい周りの人を大事にする」ということ、「自分の嫌なことは他の人にもしない」ということ…と話すと、1年生の子たちも、真剣な表情で聞いてくれていました。
その後、ある小学校の2年生が書いた「ぼく」という題名がついた、ひとつの詩を紹介しました。この詩のなかに「ぼくは、今、2年生です。あまりべんきょうはできません」「でも、ぼくなりに生きています」「あまりべんきょうはできないけれど、ぼくは、学校がすきです」…というくだりがあって、この詩の、この「生きています」というところがすごいな!と感じたことを話しました。
「自分が、今、生きているぞ」と感じて、毎日生活できているかな…。
心から自分は「生きている」「毎日は楽しい」といえるために、みんな一人一人の中にある「やさしさ」や「おもいやり」「あたたかさ」を大切にする、そして、「学校がすき」と言える友だちが増えていくように、自分にできることはないかなぁと探してみる、そんな人権週間になればと思っています。