これは、先生から聞いたある子どものお話です。

ある日、算数の時間に「これ、どうやったら解けるんだったっけ？」と困っていると、どこからか、チョウチョウが飛んできました。その名も「勉強チョウチョウ」。様子を見てヒントやアドバイスをくれたり、助けに来てくれるねん、と、自作のチョウチョウを見せながら、そんなストーリーを話してくれたそうです。

この話から、今、この子のなかで、できた！わかった！が増えてきて、「あ、やった！これも正解」とノートに丸◯をたくさんしてもらえるようになって、勉強することがどんどん楽しくなってきている様子が伺えます。さらにこんなことまで思いついて、それを形にしてくる意欲。（造形的にもなかなかすごい出来栄えです）。そのやる気とアイデアに、思わず「これはすごい！」と声がでました。子どもの笑顔と成長と、それをうれしそうに話してくれる先生の姿に、こちらまでうれしい気持ちになりました。