学校日記

「いのち」を守る

公開日
2025/01/20
更新日
2025/01/20

いくわにっき

先週の教職員研修を踏まえ、今回も東住吉警察署にご協力いただき、子どもたちも交えての「防犯訓練」を行いました。学校内に緊張感が走るなか、各教室では、放送や担任の先生方の指示のもと、バリケードを素早く作ったり、しゃがんで静かに待機したりと真剣な表情で取り組み、全員が無事、避難することができ、体育館ではお話もいただきました。

またこの日、1月17日は、阪神・淡路大震災発生から30年の節目の日でもありました。防災訓練のあと、実際に当時神戸で震災に遭われた私の先輩の先生の話をしたところ、教職員も子どもたちも真剣なまなざしで話を聴いてくれました。

震災があったあの日の前夜。明日にはいつも通り朝が来ることを何の疑うこともなく、いつものように「おやすみ」の挨拶を交わして眠ったものの、次の朝、いつも通りの「おはよう」を交わすことが叶わなかった人がたくさんいます。
自分の大切な人がそばにいてくれる、大切なものがそばにある当たり前の日常が、実は当たり前ではなく、貴重な一瞬、一瞬の積み重ねであること。そして、当たり前のようにある日常のありがたさを忘れないでいたい。そう思いながら、みんなで黙祷を捧げました。