学校日記

お母さんの領収書

公開日
2025/11/30
更新日
2025/11/30

いくわにっき

こちらは、3年生の道徳の授業です。今回は「お母さんの領収書」という題材を使って行われました。

主人公の子どもが、ある日、家のお手伝いをした後、お母さんに「お手伝い料金」として、お金を請求する領収書を書きます。お母さんは払うのですが、それと同時に、代わりにもう一枚の領収書を差し出します。お母さんの領収書には、それぞれ代金の内容は書かれてあるのですが、どれもすべて「0円」となっています。

始め、1回読んだだけれは内容がつかみにくい様子の子どももいる中、先生は、具体物を使いながらその内容が、ちゃんとみんなの心の中でつかめるように、ひとつひとつ丁寧に話されました。授業が進むに連れ、「お母さんの自分への愛情、大切に思ってくれている気持ちは、お金では決して計算できない、かけがえのないものなんだ」ということを、子どもたちは気づいていきました。

「ありがとう」の気持ちってやっぱり大切ですよね。そう思える心情を、授業や学校生活を通して少しずつ、少しずつ、深めていきたいと思っています。(道徳の教科書は、我々大人でも考えさせられる、気づかせてもらえる内容や題材がたくさん載っていますので、またお休みの日にでも手に取ってご覧くださいね。)