4年出前授業 スマホ・タブレットの安全な使い方
- 公開日
- 2020/01/22
- 更新日
- 2020/01/22
71期生(6年)の思い出
本日、PTA家野会長にゲストティーチャーで来ていただき、「スマートフォン・タブレット等の安全な使い方」について授業をしていただきました。
昨今、SNSを通じ、子どもがトラブルや事件に巻き込まれることが増えています。本校では、昨年度より4年生から系統的持続的に指導をするようになっています。
事前調査で、4年生児童の44%が自分のスマートフォン(タブレットを含む)を所持し、家族の物を使うことがある児童を入れると68%の児童が使用していることがわかりました。使い方は、オンラインゲーム、YouTube、LINE、TicTok、ネットでの調べ物、等が多かったです。
家野さんからは、子ども達にわかりやすいように、動画視聴や具体的な話で、どのようなことでトラブルに巻き込まれ、命を奪いかねない事件事故につながっていくかについて、教えていただきました。
撮った写真に写りこんだマンホールやガードレールから住んでいる場所が特定される、最新のiPhone11proだと、瞳に映る周りの風景から個人の特定がしやすくなる。現に東住吉区内で2016年に、なりすましている相手を信じ、写真を送るなどして連れ去られる直前に犯人が捕まって難を逃れた、ということが起きているそうです。先日の誘拐事件もそうです。
各家庭でスマホ使用のルールを決めることが大事です。ゲーム依存、スマホ依存になると生活リズムが崩れ、身体への悪影響が出て、集中力、記憶力、作業能率に支障が出ます。香川県では条例でスマホ使用時間60分となった、というニュースがありました。
もしもトラブルに巻き込まれるようなことがあったら、家の人にすぐに言う。ゲームアプリのダウンロードも安易にするとウィルス感染で個人情報流出につながることがあるので、家の人にアプリの中身を見てもらってからダウンロードすることを心がける。親に見せられないような内容のやり取りはしてはいけない、等教えていただきました。
これから使う人も学年が進むにつれて増えていくので、この授業の後で各クラスでルールを話し合って決めました。
「夜遅くまでしない」「決めた時間内でする」「オンラインゲームで知らない人と話すときには十分気をつける」等の意見が出たそうです。
ご家庭でも、話し合っていただけたらと思います。