卒業式の練習
- 公開日
- 2020/02/28
- 更新日
- 2020/02/28
69期生(6年)の思い出
「今日が学校に来れる最後の日になるかもしれない」そんなことを急に言われても。
卒業式まで14日かけて伝えたかったことを、たった一日に凝縮して伝えなくてはならない。涙でうまく話せないかもしれない。頭ではわかっていても、気持ちがついていけない。こんな別れ方になるなんて、思いもしていなかった。
担任二人は茫然です。でも、何とか気持ちを切り替え、子ども達との4年間を無駄にすることのない、心に残る小学校生活最後の最高の一日にしよう!と「6年生のみなさんへ」のミマモルメ配信となったわけです。
教職員も6年担任の気持ちを支え、子ども達の為にできることを考え、動きました。
まず、まだ一度も5年生と合同練習はしていなかったのですが、ぶっつけ本番でもできるに違いない。その為に今週に、証書授与、入退場、門出の言葉、歌の練習もしてきているのだから。本番と思って、式を実施しよう。
また、「卒業を祝う会」も予定通り実施しよう。生の声で、児童会からのお祝いを贈ろう、と。早め早めに用意はしていても、まだ1週間、2週間あるものと思っていましたから、準備のできていないところがいっぱいあります。
チーム鷹合、動きました。
祝う会の飾り付け、6年生へのプレゼントの最終チェック、看板の装飾、式次第を講堂の壁に、1年生から6年生までの思い出の学級写真の掲示、今朝は会場設営。国旗、校旗、大阪市旗、金屏風、そして紅白幕。
6年生の子ども達の卒業を祝う準備は完了です。
本番通りの卒業証書授与式を実施することができました。6年も、5年も、ぶっつけ本番なのに、本当に立派でした。校長先生からも、心に残る祝辞をいただきました。