6年 社会見学(ピース大阪・歴史博物館)その2
- 公開日
- 2020/10/10
- 更新日
- 2020/10/10
70期生(6年)の思い出
出征によって、生きて帰ってこれない覚悟。残される家族への直筆の手紙や、爆弾の残骸などを見て、驚いていた子どもたちです。
アニメ映画「消え去らぬ傷跡・火の海 大阪」を視聴し、大阪大空襲の悲惨さ、多くの尊い命が奪われた戦争の恐ろしさ、人の命、平和の大切さを実感できたことと思います。
河野の母は、学童疎開で和歌山の田舎に避難していました。大阪大空襲の時に真っ赤になった大阪の空を見て「お母さん、お母さん」と泣いたこと、次の日、学校の先生から「〇〇さんのお母さんが亡くなられた」といわれた友達がいたこと、その大空襲を生き延びた祖母からは、逃げる方向を間違えていたら焼夷弾で死んでいたということ、空襲翌日は黒焦げの焼死体が町の中にいっぱいであった、などの話を直接聞きました。
今の平和な日本、大阪からは想像もつきませんが、戦争のもたらす悲惨さは語り継いでいき、二度と同じことを繰り返してはいけない、と子どもたちにも理解してほしいです。