5年 出前授業(非行防止)
- 公開日
- 2021/05/07
- 更新日
- 2021/05/07
72期生(6年)の思い出
本日、大阪府少年サポートセンターの方々に来ていただき、「非行防止教室」を実施しました。
「非行」とは、悪いことをすること、ルールを守らないこと。たとえば、子どもなのにタバコを吸ったり、お酒を飲んだり。暴力をふるったり、万引きをしたりすること。大阪は、悲しいことに、中学生は全国ワースト1位。そして、小学生でも非行に走る子どもが増えてきている、と教えていただきました。
特に「万引き」は非行の入り口であること。一度手を染めてしまうと、エスカレートしてしまい、そこから「ひったくり」などの犯罪につながっていく。万引きを繰り返すと、子どもであっても警察に捕まり、家に帰ることはできなくなり、友達とも遊ぶことができなくなる。大阪にはそんな子どもがいっぱいいる、というお話がありました。
そして、紙芝居で、万引きをしてしまった「ピース」君の話を見せてもらいました。
万引きをしたものをもらうことも「盗品等譲り受け」という罪であり、万引きの見張りをさせられることは「共犯」とみなされ「同罪」となること。
100円の消しゴムと5000円のゲームソフト、どちらが罪が重いかというとどちらも窃盗で、罪であること。
これから中学に向け、友人関係が広がる中で、「おごったりおごられたりしない」「出所のわからないものはもらわない」断る勇気の大切さなどを教えていただきました。
友達をいじめること、暴力をふるうこと、物を壊す「器物破損」、「殺すぞ」などどいうこと(恐喝)、これらはすべていけないことだから、被害にあったり見つけたりしたら、学校や警察に相談してください、とも。決して「チクリ」ではなく、間違った道に友達が進むことを防ぐことになること。
そして、「SNS」。便利なツールですが、人を傷つけたり、人の命を奪ってしまうようなことにもなります。簡単にメールのやり取りをするのではなく、トラブルや誤解の元にならないように、十分確かめてから発信することが大事。文字の暴力に気をつけなければならないことも、教えてくださいました。
今日、学んだことをしっかりと心に留めて、非行へ進むことのないように、自分を律してほしいです。