学校日記

4年 出前授業「お茶席体験」その1

公開日
2021/11/01
更新日
2021/11/01

73期生(6年)の思い出

 4年生は、鷹合更生保護女性会の方々に来ていただき、多目的室でお抹茶を立てていただく、体験学習をさせていただきました。

 和室のお部屋がある家庭も少なくなり、ましてや正座で過ごすこともほぼない現代の私たちの生活様式です。鷹合にあった和室も、児童数増加に伴う教室設置でなくなってしまいました。日本の伝統文化である「お茶席」を体験させていただく貴重な学習です。 

 お軸とお花が飾られ、またお香が焚き染められて、ふだんの多目的室に、凛とした空気が流れています。子ども達も、きりりと背筋を伸ばして、お行儀よく座っています。

 お茶をたてていく様子も見せていただきました。子ども達は、美しい袱紗捌きの所作などに見入っていました。

お抹茶をいただく前に、お菓子をよばれました。「たこやん」という名のたこ焼きによく似たお饅頭です。おいしくいただきました。

 それから一人ひとりに、点てたお抹茶が運ばれてきました。ちゃんとご挨拶をしていただき、正面の模様に口をつけないために左手に置かれた茶碗を右手で添えながら二度ほど時計回りに回します。そして、二、三口で飲み切ります。最後は、抹茶をスッと音を立てて吸います。作法を教えていただいても、難しいですね。
 ドキドキ緊張しながらも、お抹茶を味わっていました。

 日本文化に触れるいい体験学習でした。鷹合更生保護女性会の方々、準備から何から本当にありがとうございました。