学校日記

防犯訓練

公開日
2023/06/16
更新日
2023/06/16

学校日記

 今日は、防犯訓練。不審者が侵入したときの動きを、シュミレーションします。東住吉警察の津川警部補と稲本巡査長に来ていただき、授業中にもし、不審者が侵入したらというもしもの場合を想定します。

 子ども対応(担任)・自衛班・救護班・職員室班と分かれて、さぁ、スタート!

 運動場で体育をしている梶谷先生と学級の子どもたちが、南門を乗り越えて入ってきた不審者に気づきます。梶谷先生は、子どもたちをすぐに逃がし、武器を振り回しても大丈夫な距離をとって、
「ご用は?」と聞きます。
「子どもにあわせろ1!」警察官の方の迫真の演技に…(*_*)

 逃げこんだ子どもたちから事情を聞いた1階の教室の1・2年生の先生から職員室へ連絡が入り、警察へ連絡。
 職員室から暗号放送で、子どもたちに不審者の侵入を知らせ、教室では、バリケードをつくり、先生も不審者から自衛する武器を持ちます。

 その間に、対応する梶谷先生が刺され、それに気づいた1・2年生の先生からの連絡を受け、救護班が出動し、同時に救急車を要請。救急車を誘導する係やら、自衛班は不審者と適切な距離をとりながら追い詰め…

 この自営班、すごく疲れるのです。今、どこに不審者がいるのか
「2階、北校舎、図書室前!!!!」のように大きな声で叫び続けないといけないのです。訓練とは言え、不審者役の方の怒鳴り声と場所を知らせる大声で、学校はすごい緊張感に包まれます。

 無事に3階の音楽室前で、さすまた・催涙スプレー等で取り押さえられ、訓練前半終了。

 後半は、その動画を振り返りながら、警察の方の指導講評の時間です。
 昨年度、催涙スプレーが有効だと教えていただき、すぐに2本購入し、管理作業員室と職員室に設置し活用しようとしていることをおほめいただきました。
 また、新任2年目の梶谷先生、適切な距離を取りながら、子どもを上手に誘導できていたとこれまた◎毎年、不審者役に刺された先生が倒れていても、倒れた場所が悪く、子どもを教室に避難させることを第一にしているため、救護が遅れていることが課題だったのですが、今回は、これもうまく救護できて◎と、たくさんほめていただきました。

 また、さすまたの上手な使い方、催涙スプレーを使う際の注意点など、勉強になることばかりの訓練でした。
 訓練が活用できる日が来ないことを願っています。