学校日記

防犯訓練 (職員)

公開日
2018/10/31
更新日
2018/10/31

学校日記

 「ナイフを持った不審者が体育の授業中に、北西門を乗り越えて侵入してきた。」という想定で、防犯訓練を行いました。昨年度に同じ想定で実施し、反省点がいくつかありました。子どもと一緒に「不審者侵入」の訓練をする前に再度、職員だけでの実施です。

 犯人の怒声が響き渡り、職員室に連絡が入ります。授業をしていた笠井先生は、犯人を刺激しないようにしつつ、子ども達を逃がします。緊急放送が流れます。不審者侵入の連絡を受けた自衛班の職員が、刺股を持って駆け付けます。職員室では、直ぐに緊急要請で警察に連絡を入れます。各教室では、施錠し電気を消して机でバリケードを築き、廊下から離れて声を潜めてしゃがみます。

 助っ人にまわれる教員は、武器になる物(箒、椅子等)を持って駆け付けます。今回、職員室への連絡⇒緊急放送⇒警察への連絡がスムーズだったので、警察官が駆けつけてくださるのが早く、犯人確保までも短い時間で行うことができ、前回の反省を生かせている、と東住吉警察の方から褒めていただきました。刺股の使い方も良かった、と言っていただけました。それでも、まだまだ予測不能な事が起きることを前提に、普段から安全対策を心掛け、連携をとって子ども達の安全を守ることができるようにしていきたいと思います。二度と、教育大付属池田の悲劇を起こしてはならないです。
 
 訓練後、撮っていたビデオを見つつ、要所要所で、職員の取るべき行動を警察の方に指導していただきました。そして、護身術の方法もいくつか教えていただきました。使わなければならない事態は避けたいですが、備えあれば憂いなし、です。みんな真剣に取り組みました。

 3学期には、児童も一緒に、防犯訓練を実施する予定です。