鷹合ひろば 第八号「ふとん太鼓」
- 公開日
- 2025/11/20
- 更新日
- 2025/11/20
PTA 新聞
涼しい風が通り抜け、気温も落ち着いた気持ちのいいお天気の中、ふとん太鼓の鐘の音と共に子供達の大きな声が響きました。
大きな法被にねじり鉢巻、手には綱をしっかりと握り締めて1歩1歩と足並みを揃えて進み出し開始。
始まりの数分前に大きな雨雲がイタズラをして、小雨が降って危うくなりかけましたが、子どもたちの大きな声に雨雲も逃げ出して始まりの時間には大きな青空が広がって、小さな手に渡された鐘とお兄さんお姉さんの叩く太鼓が鳴り響き、合わせるようにわっしょいわっしょい!の声が聞こえ始めました。
恥ずかしがって声が出ない小さい子は後ろの子たちの大きい声に少しずつ声が出るようになり、負けじと声を張り上げてました。
子どもたちの声に玄関から出てきて手を叩く方、頑張れ頑張れ!と応援される方、一緒にわっしょい!と声を出してくれる方、赤ちゃんも大きい声にびっくりした顔でした。
「今年も見られて良かった」「延期になってどうなるかと思ったけど、今年もこの声が聞けて嬉しい」「孫が出てるので毎年楽しみ」「こっちまで頑張ろ!て気持ちになる」と優しいご意見も頂きました!
大きな山車には練習して頑張った子どもたちが一生懸命にバチを握り締めて太鼓を叩き、それに合わせるように手綱を引きながら引っ張る姿にもとても勇ましく見えました。
気候のお陰か途中の休憩でもあまり疲れる様子も無く、有り余った元気ではしゃいでる子もチラホラ見られました(笑)
笛の音が鳴ると「行くぞーっ!!」とやる気満々で走り出す姿がありました。
「去年は出来なかったけど今年はやっと叩けた」「足が痛いけど最後まで頑張る」「わっしょいわっしょいが大変だけど楽しい!」と子どもたちも終始笑顔で過ごしてました。
途中で転けて泣いている子も居ましたが、涙を振り絞って最後まで手綱を握って頑張ってました。
ゴールに到着すると、疲れ切った大人とは違い、子どもたちは我先にと法被を脱いでお菓子を貰いに行ってました(笑)