6,28 児童朝会
- 公開日
- 2021/06/28
- 更新日
- 2021/06/28
学校日記
☆校長先生のお話
「勉強で成功体験を」
暑い日が増えてきました。新型コロナウイルス感染症を予防しながら、熱中症にも気を付けて毎日を過ごしましょう。
今日は、毎日小学生新聞に掲載されていた、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」のメンバーで、明治大学出身の伊野尾慧(いのおけい)さんの「勉強で成功体験を」というインタビュー記事の一部を紹介したいと思います。
苦手な教科を克服するにはどうしたらいいのでしょうか。伊野尾さんは「苦手と自分で思い込んでいるのでは」と語ります。「いい点数が取れたら『これが得意なんだ』」と頑張れますが、逆だと苦手意識を持ってしまいます。勉強もしたくなくなります。だから、そんなときは点数ではなく、何ができたかや、よかった点に目を向けて、成功体験を積み重ねるのがいいと思います。保護者など周囲の大人にも、そういうところを褒めてほしいですね。人はポジティブな気持ちになりますから」
伊野尾さんは、小学生の時に得られた成功体験が、これからの人生で大きな意味を持つと考えます。「中学校、高校、大学と進むほど、テストの回数は減り、100点を取ることも難しくなります。大人になればテストはなくなり、何が100点なのかも分からなくなります。だから今のうちにたくさん成功体験をしてください。」
皆さんは伊野尾さんのお話を聞いて、どう感じましたか?校長先生は、「何ができたかや、よかった点に目を向けて、成功体験を積み重ねる。」という部分が特に印象に残りました。できたことやよかった点は、友だちに褒められてもうれしいですよね。
しかし、周りの人が皆さんのできたことやよかった点にいつも気づいてくれるとは限りません。では、誰が一番気づくことができるのでしょうか?それは、もちろん、自分です。自分ができたことやよかった点に気づいたとき、自分をしっかり勇気づけられるようになると、どんどん前向きな気持ちになるはずです。すると、勉強を始め、いろいろなことが楽しくなりますよ。