学校日記

今日の給食

公開日
2014/12/03
更新日
2014/12/03

その他

12月3日(水)

この写真がなんだか分かりますか?


〈なにわの伝統野菜〉のひとつで、「田辺だいこん」といいます。

〈なにわの伝統野菜〉は大阪でおよそ100年以上前から栽培されてきた野菜で、
ほかに「天王寺蕪(てんのうじかぶら)」や「勝間なんきん(こつまなんきん)」などがあります。3年生の社会科でも学習します。


田辺だいこんの「田辺」は、あの東住吉区の田辺です。

田辺地区で江戸時代から作られており、その名声は全国に聞こえるほどだったそうです。
その後、ウイルス性の病気の影響などもあり新しい品種にとってかわられ、長い間姿を消していましたが、
近年、昔からの野菜を伝えていこうと取り組みがされ、現在では市内の農家や、地元の小学校でも栽培されるようになりました。

田辺だいこんは、白首のだいこんで、長さは20cmほど。根の先の方が少し膨らんだ形をしています。
肉質はきめ細かく、生では辛みがありますが、煮ると柔らかく、甘くなります。
葉もおいしく食べられます。

今日の給食では、東住吉区で栽培された田辺だいこんを使用しました。
根の部分をみそ汁に、葉の部分を煮びたしにしています。

さて、給食で初めて登場した田辺だいこんは、どんな味がしたでしょうか?

今日のこんだては
「鶏肉のゆず塩焼き、田辺だいこんのみそ汁、田辺だいこん葉とはくさいの煮びたし、ごはん、牛乳」です。