毎日こつこつと・・・≪校長室だより5≫
- 公開日
- 2021/04/21
- 更新日
- 2021/04/21
校長室だより
朝、正門のところで登校してくる子どもたちにあいさつをしています。長吉小学校の子どもたちはあいさつがすばらしくできています。
このことについては、また後日、改めてお話をしたいと思います。
朝に門のところであいさつをしていると、近くにあるなわとびボードを使って毎日一生懸命練習している子どもたちがいます。朝、登校してきた後に、8時25分までのわずかな時間ですが、毎日練習しています。
声をかけて聞いてみました。
「毎日やっていたら、できるようになった?」「うん」
「何か目標決めてやっているの?」「三重跳び!」
先日、4年の体育でのなわとびの様子をお伝えしたときにも書きましたが、目標をもって努力を続けるというのは、とても大切なことです。
つい、先日、競泳の池江璃花子選手が闘病を経て、わずか1年もたたず復帰した競泳大会で優勝したときの言葉が「努力は必ず報われると思いました。」です。
本校では、今年度めざす子ども像の一つとして、【こつこつ継続して取り組む 子ども】を掲げてます。現代の子どもは、「忍耐力がない」「我慢ができない」「すぐあきる」などと言われていますが、毎日、毎回、くり返しくり返し続けて取り組み、規則正しい生活を習慣化させることや、体力・運動能力の向上を体感させてあげられるようにと思っています。体育の学習の中でも、多様な動きの運動を取り入れることと<同じ運動を継続して取り組むこと>を意識するようにしました。
どれぐらいやればこんな成果が出るというのは、個々によって違います。努力の積み重ねがあふれたときに、ある日突然「できなかったことができるようになる。」その日を信じてこつこつと取り組む子どもたちの姿を楽しみにしています。