11/30 児童朝会
- 公開日
- 2020/11/30
- 更新日
- 2020/11/30
お知らせ
児童朝会で校長先生から児童の皆さんにお話ししました。
晩秋の季節を彩る紅葉の時期が終わろうとしています。人々はその素晴らしい景色に魅了され、紅葉狩りに出かけていきます。そもそもなぜ、もみじ、イチョウ、さくらなどの落葉樹の一枚一枚の葉っぱが赤や黄色に変わるのか知っていますか?というお話からしました。
植物は、光合成という仕組みで、葉っぱに光が当たると、水と空気中の二酸化炭素を材料にして、自分で養分と酸素を作り出しているのです。ところが、冬が近づくと太陽の光が弱くなるので、葉っぱは光合成をせずに樹の本体に養分を送り込むのです。例えば、桜の木は、今のうちに養分をしっかりとためて、開花のための準備をしています。
そんな葉っぱの一枚一枚をよく見ると、それぞれに違って美しいです。人間も同じで、全てが違って全てが個性的で美しい。先日の作品展の作品も同様、一つとして同じものはありません。これからは、そんな、皆さんの一人一人の個性をさらに伸ばしてほしいです。
毎日過ごしていく中で、毎日授業を受ける中で、こんなこと楽しい、やってみたい、好きを見つけていきましょう。それは、何事にも一生懸命に集中することから生まれてきますよ。