あいさつは大切なコミュニケーションです。
- 公開日
- 2022/10/17
- 更新日
- 2022/10/17
学校行事・できごと
今日は、剣道の一本と「あいさつ」についての話をします。
私は剣道のことをあまり知らないので、竹刀が頭を確かに打撃しているのに審判が「一本」などの有効の判定をしないことがよくわかりませんでした。剣道に詳しい先生に、「今のは一本にならないのですか?」と尋ねたところ、「今のは残心がないんですよ。」という言葉が返ってきました。
残心は、心を残すと書きます。剣道で一本を取る条件を改めて調べたところ、「有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。」とありました。
1つ目の「充実した気勢」とは、気合のことで、打ち込んだ場所を十分な気合とともに発声すること、つまり声をしっかり出しているかということでした。
2つ目の「適正な姿勢 」とは、文字どおり正しい姿勢のことで、有効打突の条件を満たしていても、姿勢が崩れた打突では一本と認められないということでした。
3つ目の「竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突 」とは、竹刀が正しい形で相手を打突しているかということでした。
4つ目の「残心 」とは、打突後も油断することなく相手の反撃に対応できるように気構えを示すことで、打突後も打ちっぱなしになるのではなく、きちんと最後まで気を抜かずに相手に対して構えなおし、気持ちを切らせないということでした。
この剣道の一本をあいさつになぞらえてみましょう。
4つの条件を順に見ていくと、あいさつで一本を取るには、まず、しっかりした声が求められます。明るく元気な声で気持ちを込めてあいさつできることはすばらしいことです。
次に、正しい姿勢が求められます。気を付けの姿勢からしっかり礼ができていることが大切な場面があるように、姿勢や動作ができていないと相手に失礼になってしまいます。次に、正しい言葉遣いが求められます。友達とのあいさつを誰にでもしていると失礼になることがあります。最後の残心のところはどうでしょうか。あいさつをしてすぐ目をそらしたり、気を抜いたりするのではなく、最後まで心を残しているかが求められます。
あいさつは、人間関係を良くするための大切なコミュニケーションです。みなさんもあいさつでしっかり一本をとって、豊かな人間関係を築いてください。