「ストレス」について
- 公開日
- 2022/11/15
- 更新日
- 2022/11/15
学校行事・できごと
コロナ禍で家に閉じこもりがちだったと思います。とりわけ冬の時期は、ストレスがたまりがち。ストレスについて少し話をしたいと思います。先日、本を読んでいたら精神科医の野村総一郎さんがいいことを書かれていました。人間、悩み=ストレスが慢性化すると、心が苦しくなります。野村さんによると、そうなった場合に自分が次の4つのパターンに陥っていないかチャックするだけで、心が楽になるそうです。
・劣等意識:自分は他人と比べて劣っているという意識。「どうせ自分はだめ」だと自分の可能性を自分で狭めてしまうそうです。
・被害者意識:いつも自分が損をしているという意識。結果が出ないと他人のせいにして、自分で問題を解決しようという意識が薄いそうです。
・完全主義:何でも完全にやらないと気が済まない人のこと。実際にはすべて完全にするのは不可能なので、いつもイライラすることになるそうです。
・こだわり主義:自分のやり方しか認めないで、人に合わせられずトラブルが起こりがちだそうです。
ストレスは心の黄色信号なので、ブレーキの役目があると野村さんはおっしゃっています。どんな人にも陰に陽に役立っているという「無用の用」という老子の言葉も紹介されました。大人も子どももストレスと上手につきあいたいものです。