「子どもたちの睡眠時間の確保をお願いします。」
- 公開日
- 2024/08/27
- 更新日
- 2024/08/27
お知らせ
1学期に保健室の先生が元気アップ週間で調査していただいた中の「夜9〜10時までに寝た」のデータを見ると、
1年 80%、2年 69%、3年 62%、4年 68%、5年 42%、6年 54%
で、やはり学年が上がるにつれて低くなっています。YuoTube,TikTok、LINEやゲームなどインターネット関係が影響していると思われます。
睡眠の質は寝る時間や起床の時間に限ったものではありませんが、やはり寝る時間・起きる時間を習慣づけ、睡眠時間を確保することが大切です。また子どもたちには、起きている間に脳に入ってきた情報を、寝ている間に整理し、脳の中の引き出しに片づけているという話をさせてもらいました。
子どもの生活時間の夜型化や睡眠不足の減少は、成長の遅れ・注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。睡眠を妨げる肥満による睡眠時無呼吸症候群は、子どもにも増えています。
調査によると「夜10時以降に就寝する子ども」の割合は、1歳6か月・2歳・3歳で半数を超えており、子どもの生活時間の夜型化の実態が明らかになってきました。これは10年20年前に比べて、顕著に増加しています。
睡眠不足は、成長の遅れや食欲不振・注意や集中力の低下・眠気・易疲労感などをもたらします。子どもの場合、眠気をうまく意識することができずに、イライラ・多動・衝動行為などとして見られることもあります。また睡眠不足は将来の肥満の危険因子になることも示されています。